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ヘッドスピード測定器 (中)-③ 最新のユピテル社のヘッドスピード測定器(GST)の比較一覧表 【現代ゴルフメカ三種の神器 (3)-中-③】

投稿日:2015年2月20日 カテゴリ:三種の神器(ゴルフメカ)

「三種の神器(ゴルフメカ)」カテゴリファン?の皆様、お待たせである。

久々の更新記事は、最近立て続けに新機種が投入されている「ユピテル(YUPITERU)社」のスイングトレーナー「ヘッドスピード測定器」の機種の比較記事である。

以前に書いた比較記事が大変好評だったので、今回もまとめてみることとした。


前回の記事はコチラ


三種の神器(3)(中)-② ユピテル社のヘッドスピード測定器(GST)の比較一覧表とオススメ機種
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-117.html
(生産終了・発売も終了している機種の比較をする際に、ご参照いただきたい)




今日の記事をお読みいただく際の注意点を3つ挙げておこう。


【1】いままでの「三種の神器(3)ヘッドスピード測定器」の記事を読んでいない方は、できれば先にそちらを読んでほしい。

現代ゴルフメカ三種の神器 (3)ヘッドスピード測定器(上)
「その歴史と飛距離との関係 」
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-83.html

現代ゴルフメカ三種の神器 (3) ヘッドスピード測定器 (下)
「本当のH/S値と日本のゴルフ業界の問題点」
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-85.html (検索用


【2】記事は私の主観で作っているものであり、内容に誤りがあるかもしれないので、その点はあらかじめご了承いただきたい。

【3】記事の内容はできる限り最新の状態を保ちたいと思うが、場合によっては古くなっていることもあると思うのでその点もご了承いただきたい。





せっかちな読者様のために、今日は結論から述べよう。笑
(全機種の違いの詳細などは、結論の後に述べますね)


詳細な分析の結果、現時点(2015年2月19日時点)で私が強くオススメできる機種は以下の2つの機種である。


【オススメ機種1】 GST-5W(インターネット通販専用モデル)

【オススメ機種2】 GST-5GL(インターネット通販専用モデル)

(なお、この両機種はインターネット通販専用モデルであるため、店頭では販売されていない。)

201502ユピテルまとめ 全体  
詳細な分析結果笑 (拡大版は記事の最後でもう一度載せますね)


両機種(GST-5W、GST-5GL)の大きな違いは主に以下の3点である。

【違い①】 GST-5Wは、MicroSDを利用しパソコンでデータ管理が可能、GST-5GLには同機能なし
GST-5WはMicroSDを利用し、パソコン上で自分のヘッドスピードの履歴などを管理することができる。
一方、GST-5GLにはこの管理機能が無いので、自分のヘッドスピードの記録をつけたい方は、GST-5Wがオススメ機種となる。
(ちなみに、私は外部管理機能がある機種を持っているけど、使ったことはないです(^^;))


 

【違い②】 GST-5Wは、リチウムイオン電池を採用、GST-5GLは乾電池方式
GST-5Wはリチウムイオン電池を採用しているので、パソコンに繋いで充電することができる。
普通のコンセントに挿せるACアダプタは無いのでご注意いただきたい!次のGST-6Wという機種では可能ですが、この辺の話は後ほど・・・

一方で、GST-5GLは、従来どおり、乾電池を4本使う方式である。

ただ、個人的な使用感では、電池はほとんど減らないし、あちこち持ち運ぶときや充電を忘れていたときでも、電池ならどこでも購入可能だが、PCでしか充電できないリチウムイオン電池は不便な場合も稀に生じるかもしれない。

なので、この点については両者甲乙つけがたいという印象である。


【違い③】 GST-5Wは、サイズがコンパクト(重量も軽い)


●GST-5W・・・横(幅)60mm、縦(奥行き)124mm、高さ(厚み)18mm、重量110g(リチウムイオン電池含む)

●GST-5GL・・横(幅)60mm、縦(奥行き)126mm、高さ(厚み)31mm、重量185g(乾電池含む)

両機種は、横(幅)は同じ、縦(奥行き)も2mm差なのでほとんど同じなのだが、高さ(厚み)が13mm違う。
この差は手で持ったときには結構感じる人もいるだろう。

また、違い②で述べたとおり、GST-5GLは乾電池を4本使用するため重量は重くなる。

この点についても、少しでもコンパクトなサイズの方が良いという方もいるだろうし、逆にぜんぜん気にしないという方もいるだろうから、皆様個々人でご判断いただきたい。


この両機種の3つの違いを踏まえた上で、両機種の価格差を検証してみよう。

GST-5W】 
ル アトラスゴルフナビ ATLAS スイングマルチテスター スイングトレーナー GSTシリーズ 



GST-5GL】 



個人的には、両機種とも非常に魅力的な選択肢であり、価格差(約2,000円)も絶妙だと思う。

データ管理が必要なく、サイズも気にならないという方であれば、GST-5Lの方が安いのでオススメである。

一方で数千円の差であればコンパクトで多機能な機種が良いという方もいらっしゃるだろう。
そういった方には、GST-5Wがオススメだ。

あくまでも皆様自身の機能の必要性とコストパフォーマンスを勘案して選んでいただきたいと思う。

なお、繰り返しになるが2つの機種ともWEB通販専用モデルであるため、店頭では販売されていない点にもご注意いただきたい。


↓テーマ別 「三種の神器(ゴルフメカ)」の記事一覧に戻るにはコチラ↓
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-category-5.html





【ユピテル社が販売中のヘッドスピード測定器の全機種比較】 


では、ここから先はプチマニゴルフレポート恒例のねっとりとした全機種の比較・分析をしていこうと思う。
(どの機種が良いのかの結論は先に書いたとおりです、ここから先はご興味がある方だけお読みください笑)

一覧表には現在少しでも在庫がある機種も掲載しているが、GST-4、GST-3GN、GST-3G、GST-3A、GST-3Bの5機種については生産終了も終了しており、また、前回の記事で細かく分析しているので、今回は省略することとする。

以前の機種が気になる方は、前回の記事をご参照いただきたい。
三種の神器(3)(中)-② ユピテル社のヘッドスピード測定器(GST)の比較一覧表とオススメ機種(2012年版)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-117.html

なお、型落ちの機種は、最新機種が登場した現在では購入するメリットが全くないと結論付けている。




では、機種の比較一覧表にもう一度登場いただこう。

201502ユピテルまとめ 全体
左右の並び順は、時系列で左が現在に近く、右に行けば行くほど過去にさかのぼる形になっている。

背景色については、黄色で塗られているセルは他の機種に比べてメリットがある点、水色で塗られているセルは、他の機種に比べて劣る点である。

強調したい点は赤文字にしている。




さぁ、現在、生産・販売している機種を詳細に見ていこう。(時系列で古い順に紹介)

①GST-3 pocket (2013年3月発売) 販売価格:約16,200円前後、オススメ度★☆☆☆☆

これは、GST-3Aをベースに、乾電池方式からリチウムイオン電池にして軽量化・コンパクト化した機種である。
当時はGST-3Aが7,000円程度で販売されていたので、これだけの機能のために倍の価格を払う消費者は少なかったのではないかと想定される。

現在でも、冒頭のGST-5WまたはGST-5GLという選択肢があるので、いまとなっては全く検討する必要のない機種といえよう。




②GST-5 Arc (2013年6月発売) 販売価格:約32,000円前後、オススメ度?(未知数)

「スイング軌道の分析ができる!」という触れ込みで、突如登場したのが、このGST-5Arcである。
現在は、他社の「フルミエル」や「エムトレーサー」などの機種と競合していると想われる。



私は使ったことがないので、オススメ度は「未知数」とさせていただいた。




ちなみにスイング分析メカの競合機種は以下の2つになろうかと思う。

フルミエル i-phone版


EPSON(エプソン)ゴルフスイング解析システム M-Tracer



③GST-5 cam (2013年3月発売) 販売価格:約23,000円前後、オススメ度★☆☆☆☆
これは、GST-3の機能に、カメラ機能を持たせた機種である。



しかし、残念なことにカメラのフレームの処理は15FPSとのこと。(普通のデジカメの半分)
これでは、ゴルフのスイングを撮影するカメラとしては何の魅力もないといわざるをえない。

スイング動画を撮影するなら、カシオのハイスピードカメラが断然オススメなので、この機種の評価は★1とさせていたいた。

(ご参考)
三種の神器(2)ハイスピードデジカメ カシオエクシリム EX-FC200S(最新機種はFC500S)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-75.html


④GST-5g (2014年9月発売) 販売価格:約10,800円前後、オススメ度★☆☆☆☆
昨年の秋にひっそりと登場し、現在ではほとんど見かけることがないのが、このGST-5gである。
機能的にはGST-3Aと全く同じであるため、本当は中身は一緒なのではないかと疑いたくなる機種である笑
①のGST-3pocket同様、現在では後継機種が発売されているため、検討対象にはならないだろう。



⑤GST-5GL(2015年1月発売) 販売価格:約8,000円台、オススメ度★★★★★
先ほどオススメ機種の1つとしてあげたGST-5GLは、今年の1月に発売されたばかりの新商品である。

この機種以降は、従来とは異なる機能が2つ備わった。


(変化1)ヘッドスピードやボールスピードの測定範囲の変化。

ヘッドスピードについて従来は、15m/s以下だと測定できなかったのだが、このGST-5GL以降の機種は10m/sでも測定が可能になった。

ボールスピードについては、従来20m/s以下だと測定できなかったものが、15m/sまでは測定できるようになった。

これらは、アプローチ練習の際でも測定できるようにという配慮からの仕様変更のようだ。


(変化2)いままで何球打ったかをカウントする機能が備わった。



先にも述べたが、このGST-5GLは、現在、生産販売されている中では最も安価でありながらも必要な機能は備わっているすばらしいエントリーモデルである。

次の⑥GST-5Wとよく比較してご検討いただきたい。





⑥GST-5W(2015年2月発売) 販売価格:約10,000円前後、オススメ度★★★★★


先ほど書いたとおり、このGST-5Wもオススメ度最高クラスのすばらしい機種である。

GST-5GLとの違いをもう一度書いておくので、再度ご確認いただきたい。


【違い1】 GST-5Wは、MicroSDを利用しパソコンでデータ管理が可能、GST-5GLには同機能なし
 
【違い2】 GST-5Wは、リチウムイオン電池を採用、GST-5GLは乾電池方式
【違い3】 GST-5Wは、サイズがコンパクト(重量も軽い)








⑦GST-6W(2015年2月発売) 販売価格:約16,000円台、オススメ度★★☆☆☆ 

現時点の最新機種となる、GSTの「6」シリーズであるが、従来のGST-5Wからの主な変更点は2箇所のみであり、たいした内容ではない。

【違い1】 GST-5Wは、PCでしか充電できなかったが、GST-6Wはコンセントでも可能。

     

     ⇒あえて機能格差をつけるために、GST-5Wの仕様を落としたと感じるのは私だけだろうか?  
       こういうやり方は、あまり好きではないが・・・。


【違い2】 GST-5Wは、角度調整ブラケットが標準で付属。

     ⇒しかし、自分で購入しても1,620円なので、GST-5Wとの価格差の説明には弱すぎる。






(おまけ) GST-2S(スポーツ)
ユピテル社は、2010年に発売したGST-2Bを現在「GST-2S」という新名称で再販をしているようだ。
おそらく在庫限りの限定処分だろうが、販売価格は4,000円台であり少しでもコストを省きたい方には嬉しい選択かもしれない。




この機種と同じと想定されるGST-2Bについては、こちらの記事をご参考にしていただきたい。

三種の神器(3)(中)-② ユピテル社のヘッドスピード測定器(GST)の比較一覧表とオススメ機種
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-117.html

~ユピテル社 ヘッドスピード測定器比較一覧表(拡大版)~
お待まちかねの比較一覧表だ。まずは全体像から。 

201502ユピテルまとめ 全体
①全体像


次に現在発売中機種を拡大。

201502ユピテルまとめ 生産中(左半分)  
②製造・販売中の機種一覧



最後にご参考として、生産終了機種一覧もどうぞ。

201502ユピテルまとめ 生産終了分(右半分)   
③生産を終了した機種一覧




検索で当レポートにお越しいただいた読者の皆様、いかがだっただろうか?

今回の記事は自分でもブログタイトルに引けをとらない内容に仕上がったと思う。

このプチアマニアックな記事が、少しでも皆様の参考になれば大変幸いである。

↓テーマ別 「三種の神器(ゴルフメカ)」の記事一覧はコチラ↓
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-category-5.html


【オススメ機種1】 GST-5W







【オススメ機種2】 GST-5GL 



(検索用)ユピテル アトラスゴルフナビ ATLAS スイングマルチテスター スイングトレーナー GSTシリーズ 機種 評価 評判 感想 オススメ GST-2 GST-3B GST-3A GST-3G GST-3GN GST-4、GST-5GL GST=5W GST-6W 安い 価格 激安 中古  比較 違い ゴルフ ブログGST-4 ヘッドスピード計測器

 


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ヘッドスピード測定器 (中)-② ユピテル社のヘッドスピード測定器(GST)の比較一覧表とオススメ機種 【現代ゴルフメカ三種の神器 (3)-中-②】

投稿日:2012年12月13日(2014年1月25日情報更新)  カテゴリ:三種の神器(ゴルフメカ)

~お知らせ~
2015年2月に、情報を一新するため、ユピテル社のヘッドスピード測定器比較表を再作成し、新しい記事にいたしました。最新の機種一覧を比較される場合は、下記の記事をお読みいただくようお願い申し上げます。

三種の神器(3) ヘッドスピード測定器 (中)-③
最新のユピテル社のヘッドスピード測定器(GST)の比較一覧表
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-210.html









「三種の神器(ゴルフメカ)」カテゴリファン?の皆様、お待たせである。


一度完結したはずの「三種の神器(ゴルフメカ)」シリーズの続編である。

↓テーマ別 「三種の神器(ゴルフメカ)」の記事一覧はコチラ↓
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-category-5.html



実は最近「GST-3B GST-3G 違い」「GST-3A 3B 3G 比較」などの検索ワードでこのレポートにお越しいただいている方が急増している。


しかし、私が以前書いた記事は、これらの機種の違いについて曖昧な記述しかしていなかった。。


現代ゴルフメカ三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(中)ユピテル GST-2
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-84.html



ユピテルの公式ホームページでは各機種の違いがまとまっておらず大変わかりにくい。



前回の記事の中で私は、「ユピテル社は比較一覧表を作成すべき」と書いたが、その後ユピテル社が比較一覧表を作る様子は全くない。(当たり前か笑)

「三種の神器(3)ヘッドスピード測定器」の記事を書いてから約3ヶ月間、機種の違いを調べるためにヤフーやグーグルなどの検索エンジンで私のレポートにお越しいただいた方の期待を裏切る状態が続いており、大変申し訳なく思っていた。


そこで「ユピテルが作らないなら自分で作ってしまえ」ということで、比較一覧表を作成するにことにしたのである。

 CIMG1144.jpg
エクセルで作成したGSTシリーズの比較一覧表のイメージ(拡大版は記事の最後で掲載します)



なお、今日の記事を読む際に注意していただきたい点を3つ挙げておこう。


【1】三種の神器(3)ヘッドスピード測定器を読んでいない方は、必ず先にそちらを読んでほしい。
現代ゴルフメカ三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(上)その歴史と飛距離との関係
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-83.html


【2】記事は私の主観で作っているものであり内容に誤りがあるかもしれないので、その点はあらかじめご了承いただきたい。

【3】記事の内容はできる限り最新の状態を保ちたいと思うが、場合によっては古くなっていることもあると思うのでその点もご了承いただきたい。




<ユピテル社が発売してきたヘッドスピード測定器一覧>


ユピテル社は2007年の第1弾「GST-1」を皮切りに、今日(2014年1月)まで合計13種類のヘッドスピード測定器を生産・販売してきた。

①GST-1(2007年12月発売)
②GST-2(2008年7月発売、生産終了)※私が持っているもの
③GST-2B(2010年1月発売、生産終了)
④GST-2A(2010年2月発売、生産終了)
⑤GST-2AP(2010年6月発売、生産終了)
⑥GST-2GN(2010年10月発売、生産終了)


~ココより上は生産終了・ココより下が販売中~


⑦GST-4      (2011年2月発売、販売中)
⑧GST-3GN    (2011年4月発売、販売中)
⑨GST-3B(W)(K) (2011年7月発売、販売中)
⑩GST-3G     (2011年7月頃発売、販売中)
⑪GST-3A(W)(K) (2012年1月発売、販売中)
⑫GST-3pocket (2013年3月発売、販売中)
⑬GST-5Arc    (2013年6月発売、販売中)


さて、1つずつ見ていこう。
(読むのが面倒な方は一番下の比較一覧表まで飛ばしてください(^^;))


①GST-1(2007年12月発売)


これはユピテル社から初めて販売されたヘッドスピード測定器である。


GST-1は「ヘッドスピード」と「ボール初速」しか計測できないという(この2つすら同時に測ることができない)現在から見ると非常にショボいスペックである。


しかし、当時のヘッドスピード測定器といえば、PRGR(プロギア)社のマグネットをつけるヘッドスピード測定器が一般的であったため、このマグネットの装着が不要なユピテル社のGST-1は、「面倒くさくないヘッドスピード測定器」として市場で高い評価を受けたのである。



②GST-2(2008年7月発売、生産終了)


GST-1の発売から約半年後、ユピテル社は満を持して新作を市場に投入した。
後にヘッドスピード測定器の代名詞となる「GST-2」である。

発売当初は25,000円前後という高額商品であったが、ヘッドスピードやボール初速だけではなく、推定飛距離やミート率まで測定してくれるというゴルファーが長年夢にまで見てきた(かもしれない)待望の商品であった。



この①GST-1~②GST-2の頃のヘッドスピード業界については、以前の記事をご参考にしていただきたい。


現代ゴルフメカ三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(上)その歴史と飛距離との関係
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-83.html



③GST-2B(2010年1月発売、生産終了)


その後発売されたのが、GST-2B(BASIC:ベーシック)である。
これは、GST-2にあった「練習モード」の機能を削ったモデルであった。


又、GST-2ではブラック、グリーン、ピンクの3色であったカラーを、GST-2Bではホワイト・ゴールドの2色にイメチェンしてきた。

余談だが、私の会社の同僚であり、シーサイドゴルフ木更津ショートコースやミルフィーユゴルフクラブで一緒にプレイしたO君が持っているのはこのGST-2Bである。
GST-2は、どのカラーを持っているかで、いつ頃購入したのかも判断できるのである笑


~追記~
なお、このGST-2Bのホワイト色は、2015年に入ってから「GST-2sports(GST-2S)」という名称で販売されているようだ。価格が4,000円台なので型落ちでも良いから安いほうが良いという方にはオススメだ。







④GST-2A(2010年2月発売、生産終了)


次に、2A(ADVANCE:アドバンス)という機種が発売された。


このGST-2Aは、2Bと比較し大きく2つの変更点があった。


1つ目は「練習モード」の復活。恐らく2Bで削ったのが不評であったのだろう。


2つ目は「スピードモード」の搭載。
スピードモードは、野球のピッチング・スローイングの速度や、サッカーのシュート速度なども計測できるという機能である。
これは、子持ちのお父さんゴルファーをターゲットに、「少年野球や少年サッカーでも使える」というセールストークもできる、という観点で商品開発がなされたのだと推測している。


この他、このGST-2A以降の機種からは、機種本体に日時を記憶させられるようになった。



⑤GST-2AP(2010年6月発売、生産終了)


このGST-2APは、GSTユーザーの一番大きな不満を解消してくれる転換点の機種となった。


これまでの①~④の機種は「ヘッドスピード・推定飛距離」と「ボール初速・ミート率」が一度の画面に表示されず画面の切り替えが必要であったが、このGST-2AP以降の機種はこれら4つの数値を1つの画面で一括表示してくれるようになったのである。


また、角度調整ブラケットやベース(置き台)も標準で装備されており、現在から見ても一番バランスが取れていると思われる機種である。

しかし、残念ながら現在は生産を終了しているようだ。



⑥GST-2GN(2010年10月発売、生産終了)


次に販売されたこのGST-2GNは、GPSナビ機能も装備されたモデルであった。

また、今までモノクロだった画面もカラーになり、ボタン式であった操作方法もタッチパネル式になるという大きな変更を行ったモデルとなった。

しかし、以前の記事でも述べたが、個人的にはGPSナビは別機であったほうが良いと思うし、カラー液晶は電池の消耗も激しいと思われあまり魅力的ではない。

ちなみに、ユピテル社のヘッドスピード測定器で名前に「GN」が付く機種は、GPSゴルフナビ機能が装着されている(「Golf Navigation」の頭文字と推測される)


GPSナビについても、魂を込めた(つもりの)記事を書いているので、余力があったら読んでみてほしい。

現代ゴルフメカにおける三種の神器 (1)GPSゴルフナビ測定器 (上)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-83.html


~ココまでは生産終了、ココから下は現在も販売中のモデル


⑦GST-4(2011年2月発売、販売中)


次に販売されたのは、GST-4であった。
なぜか「3」を飛ばして「4」が発売されたようである笑


ユピテル社は(恐らくコストはあまり考えず)「カラー液晶、タッチパネル操作、履歴や平均値のグラフ表示、スピード検知機能」など、それまで搭載してきたあらゆる機能をこのGST-4に盛り込んできた。


さらに、リズムよくスイングするために「メトロノーム機能」なども新たに装備されている。(必要かどうかは怪しいが笑)


また、それまで12種類しか選べなかったゴルフクラブの設定数を、一気に22種類まで増やしてきた。


しかし、お値段は30,000円弱とちょっと高価である。



アマゾンでは在庫が無いようです。ユピテルの公式HPでも「在庫少」となっていました(^^;))2014年1月現在)

⑧GST-3GN(2011年4月発売、販売中)


ユピテル社が次に市場に投入したのは、⑥GST-2GNと同じGPSナビ機能搭載モデルであった。

このGST-3GNは基本的にはGST-2GNの機能を引き継いでいるが、⑥GST-2GN、⑦GST-4で搭載されていた「スピード検知モード」は削られたようである。


GPSナビ機能が付いている分、他の機種と比べてかなり高額である。





⑨GST-3B(W)(K) (2011年7月発売、販売中)


それまで機能を追求してきたユピテル社は、この機種で方向転換を図ったようだ。

まず、カラー液晶・タッチパネル操作をやめ、練習モードも削った。
さらに日時機能やmicroSDカード機能も削り、コストダウンを図った模様である。

恐らく、消費者の「機能よりもコストを優先してほしい」という声が多かったため、このような方針の転換を図ったのだと推測される。 色は2種類(W:ホワイト、K:ブラック)から選べる。


 

⑩GST-3G(2011年7月頃発売、販売中)


このGST-3Gはユピテルのホームページにも掲載されていないが、検索では「GST-3G 3B 違い」などでよくヒットする機種である。

ユピテル社に問い合わせしたところ、機能としては⑨GST-3Bと全く同じであるが販売ルートが違うとのこと。


つまり、このGST-3Gは店頭では販売されない「インターネット通販専用モデル」とのことである。
だからこそ、web上で驚異的な価格で販売されているのだと推測される。




⑪GST-3A(W)(K)(2012年1月発売、販売中)


⑨GST-3B(=⑩GST-3G)と機能面で異なるのは1箇所のみ。
マイクロSDカードの復活である。





⑫GST-3pocket(2013年3月発売、販売中)

機能的にはGST-3Aと同等だが、サイズがコンパクトな機種である。


GST-3ポケットキャプチャ 





⑬GST-5Arc(2013年6月発売、販売中)

現時点(2014年1月)での最新機種である。
ヘッドスピードやボール初速だけではなく、スイング軌道も表示できるというハイテクマシンである。


GST-5キャプチャ







~で、オススメ機種は・・・~


以上で、ユピテル社のヘッドスピード測定器全13機種を紹介し終えた。


個人的に一番魅力的に感じるモデルのは⑤GST-2APであるが、残念ながら現在は生産も販売もされていないようだ。


現在販売されている機種の中で、オススメランキングをつけると以下の通りである。
(あくまでも、ユピテルのヘッドスピード測定器については「②GST-2」しか持っていない私の主観である点にご注意いただきたい。)


機種    価格(円)   オススメ度 (下段は理由)

⑦GST-4    約30,000円   ★★☆☆☆  

 →カラー表示は電池の消耗が激しそう。価格は無視してハイスペックを求める人向け。


⑧GST-3GN  約42,000円   ★☆☆☆☆  

 →個人的にはカラー表示は不要。GPSナビは別機が良い。


⑨GST-3B   約15,000円   ★★☆☆☆

 →コレを買うなら、全く同じ機能の⑩GST-3Gをネット通販で買うべし。


⑩GST-3G  7,000~8,000円  ★★★★★

 →コスパ抜群、MicroSDにこだわりがなければ絶対にコレかな。
   
  

  一時期、GST3Aの方が安い時期があり、その時は3Aをイチオシしていたのですが3Aは在庫が尽きてしまったようです。 
 


ユピテルによると、この機種も在庫が少ないようなので、気になる方は早めにGETしておいたほうが良いと思いますよ!

⑪GST-3A   約7,000円前後   ★★★★★(在庫切れ) 





イチオシの機種でしたが、在庫が切れてしまったようです。


⑫GST-3pocket   約15,000円   ★★☆☆☆

常に持ち悪く物でもないのに、サイズがコンパクトというだけで価格が倍近くになってしまうのは、個人的には全然魅力的ではない。


⑬GST-5Arc   約31,500円   ???(未知数)

使ったことが無いので評価できません(^^;)
使い勝手と精度がよければ十分検討の余地有だと思います。




~ユピテル社 ヘッドスピード測定器比較一覧表(拡大版)~

さて、お待まちかねの比較一覧表だ。

まずは全体像から。


CIMG1144.jpg   
全体像



次に現在発売中機種を拡大。


CIMG1143.jpg   
①現在発売されている機種一覧

この表はまだ3Aの在庫があるときの表なので、この記事と少し内容が食い違っています。
3Aがない今、最もオススメなのは3Gです!


おまけとして生産終了機種一覧もどうぞ笑
CIMG1145.jpg 
②生産終了機種一覧



~終わりに~


各機種の違いを調べるために検索で当レポートにお越しいただいた読者の皆様、いかがだっただろうか?
今回の記事は自分でもブログタイトルに引けをとらない内容に仕上がったと思う。

このプチアマニアックな記事が、少しでも皆様の参考になれば大変幸いである。

↓テーマ別 「三種の神器(ゴルフメカ)」の記事一覧はコチラ↓
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-category-5.html

三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(中)-② ユピテル社のヘッドスピード測定器(GSTシリーズ)の比較一覧表とオススメ機種(終わり)

☆オススメのGST-5GL☆





(検索用)ユピテル アトラスゴルフナビ ATLAS スイングマルチテスター スイングトレーナー GSTシリーズ 機種 評価 評判 感想 オススメ GST-2 GST-3B GST-3A GST-3G GST-3GN  安い 価格 激安 中古 新品T-4 比較 違い ゴルフ ブログGST-4 ヘッドスピード計測器

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現代ゴルフメカにおける三種の神器シリーズ 【完】 「編集後記とおまけ」

投稿日:2012年9月9日  カテゴリ:三種の神器(ゴルフメカ)

大長編の「三種の神器(ゴルフメカ)」シリーズを読破いただき、本当にありがとうございました。


念のため、まだ全てを読まれていない方のために、簡単な目次をつくっておきますね(^^;)


↓テーマ別 「三種の神器(ゴルフメカ)」の記事一覧はコチラ↓
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-category-5.html


三種の神器 (1)GPSゴルフナビ測定器 (上)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-16.html


三種の神器(2)ハイスピードデジカメ カシオエクシリム EX-FC200S(最新機種はFC500S)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-75.html

三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(上)その歴史と飛距離との関係
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-83.html




長々と続いた現代ゴルメカ三種の神器シリーズの記事もこれでお終いです。


最初の記事から、ここまで書くのに1年近く要してしまいましたが、これを書き上げたことで多少達成感を味わうことができました。


三種の神器シリーズの記事は、このブログを書き始めたときから必ず書こうと思っていました。
というか「俺が言わないで誰が言うんだ?」というある種の使命感がありました笑。


私は、物事に対してそんなに白黒付けたい性格ではありませんが、ゴルフを始めた学生時代からゴルフ関連の数値等はあまりにもいい加減だと常々思っており、心の中でモヤモヤしたものがありました。


しかし、この10年ちょっとの間の劇的なゴルフメカの進歩により、これらのモヤモヤがかなり解消されたので、この感情を文章で表現したいと思うようになったのです。

そういう意味では、いい時期にゴルフに出会えたものだと思います。
(今からゴルフを始める人は、最初からこれらの機器が揃っていたら感動が無いですよね)




記事で紹介した3つの神器に共通しているのは、今まで「曖昧・なんとなく」であったものが「明確・ハッキリ」と数値化できたり、映像化できたりしている点です。

そして、それは多くのゴルファーにとって知りたくない現実だったと思います。



三種の神器(1)~(3)の中で、


(1)GPSゴルフナビは・・・ゴルフ場のヤーデージ表示がいい加減であり、思った以上に飛んでいない飛距離の現実を


(2)ハイスピードデジカメは・・・自分のスイングが自分のイメージより遥かに汚く、自分のスイングイメージとかけ離れているという現実を


(3)ヘッドスピード測定器は・・・思った以上に芯を喰っておらず、やはり飛ばないという現実を


皆様に突きつけてくれることでしょう笑



しかし、これらの神器を使って観的に自分を見ることは、ゴルフの上達において非常に大事なことだと思います。


手厳しいかもしれませんが、事実や自分の弱点をしっかり指摘してくれるモノの存在が重要ですよね。
(これはリアルの人間関係でも同じだと思います。)



最後は私の好きな言葉で締めます。

三種の神器シリーズは、この名言に集約できます。


「敵を知り、己を知れば、百戦して危うからず」(『孫子』より)




~おまけ(チラ裏)~


いつも薀蓄(うんちく)ばかりのプチマニ君ですが、たまには自分のデータを公開します。


あらかじめ言っておきましょう!自慢皮肉も入ります!!


オリャー!!!














































少しだけマニアックなゴルフレポート (プチマニゴルフレポート)
会心の一撃!!!




少しだけマニアックなゴルフレポート (プチマニゴルフレポート)
画面切り替え(メンドクサー( ´Д`)y━─┛)




ちなみに、練習を開始してから比較的早めの段階での値です。
(疲れてくるとドンドン値が落ちてきます(^^;)

また、練習場で稀に混ざっているコースボールで打った値です。


団子ボールだと、250ヤード台が殆どです(^^;)

表示されている推定飛距離278ヤードは、ボール初速75m/s×3.7で計算されています。
(飛距離の反発係数は変更できるようですが、私は初期設定のままです)


ドラコン選手や元体育会系ゴルファーからすればゴミみたいな数字でしょうが、社内コンペくらいのレベルですと、フェアウェイにボールが残ってくれれば(←非常に重要w)、ほぼ確実にドラコン賞を取れます(^^)v


ヘッドスピードは51.5m/sと出てますが「本当のヘッドスピードは、47m/s程度です。

同様に、多分「本当の」ボール初速は、ちゃんと当たったときで69m/s程度です。

画面に表示されている値×92%すると、この値になります。


プチマニ君のヘッドスピードやボール初速が、PGAツアープロの平均値より速い訳ないですからw


→詳しくは、ヘッドスピード測定器の(下)の記事をお読みください。

現代ゴルフメカ三種の神器 (3) ヘッドスピード測定器 (下) 本当のH/S値と日本のゴルフ業界の問題点
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-85.html


実際にトラックマンやミズノのシャフトオプティマイザーで測ってもらったときも、ヘッドスピードは47m/s程度でした。


そして、それらを計算すると、47×5.5=キャリー258ヤード+ラン ということで、実際のGPSナビの値と概ね一致します。

(あっ、ちゃんと当たったときの飛距離ですよww)


GST-2でマン振りを続けていると、ヘッドスピード53m/s前後まで出るときもありますが、そういう時はミート率が悪くて飛距離が出ていないことが殆どです(^^;)
やはり、ミート率と初速が重要ですね。


記事の中でも述べましたが、GST-2はヘッドスピードやボール初速は甘めに表示されますが、飛距離はかなり正確だと思います。(多くの人はシビアといいますが、実測値に近いです。)


私の場合、実際にGPSナビでドライバーショットの飛距離を計測すると、フラットで無風(かつ高地ではない)のホールだと完璧な当たりで280ヤードに届くかどうかという感じです。
(ミスショットして250ヤードを切ることも少なくありません・・・いやOBで0ヤードということも多数あります(^^;))


ナイスショットの時は、周囲から「300ヤード超えてるだろ~!?」と言われることもありますが、300ヤードオーバーなんて通常の条件下(平地で無風)では、私程度では絶対に無理です。


しかし、真実を言うと、50ヤード(以上)置いていかれてしまった「自称250ヤードヒッター」のゴルファー達はショックを受けてしまうので、あまり言わないようにしています笑。


それにしても、重くて硬いシャフトでコントロールしながら、平均280ヤード以上を叩き出す男子ツアープロは本当に凄いなーと思います。





こんな感じで中途半端に飛ぶものですから、飛距離の追求もしたくなってしまいOBが出てスコア崩れても、しょうがないかなー」なんて甘えも出てしまいるのが現状です(^^;)


しかし、私はゴルフを生業とするプロゴルファーでもなければ、真剣に一打を争っている競技ゴルファーでもありません。


1ラウンドの中で、一度あるかどうかの会心の一撃が出た日は、多少スコアが悪くても満足できることもあります。


ここの2番ホールの時みたいに・・・


長南カントリークラブ(前編)★EPON AF502子の2戦目
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-25.html



「スコアをまとめるゴルフは歳をとってからでもできる・・・」というありがちな言い訳をしながら、今後もある程度はドライバーの飛距離も重視したゴルフをしていきたいなーと思っています。

(飛距離はドライバー以外で追求するものではないですよw)


ということで、これからもこれらの神器と上手く付き合いながら、自分なりにゴルフを愉しみたいと思います。


読者の皆様も、これらのゴルフメカを上手く使いながら、より楽しいゴルフライフをお送りください(^^)ノ


現代ゴルフメカにおける三種の神器シリーズ【完】「編集後記とおまけ」 (終わり)

↓テーマ別 「三種の神器(ゴルフメカ)」の記事一覧はコチラ↓
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~オススメの三種の神器の商品はコチラ~ 
 
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関連記事

ヘッドスピード測定器 (下) 本当のH/S値と日本のゴルフ業界の問題点 【現代ゴルフメカ三種の神器 (3)-下】

投稿日:2012年9月9日  カテゴリ:三種の神器(ゴルフメカ)

~お知らせ~
検索でこの記事にたどり着いた方で、ヘッドスピード測定器の機種の違いについてお知りになりたい方は、下記の記事をご参考ください。よろしくお願いいたします。

三種の神器(3) ヘッドスピード測定器 (中)-③
最新のユピテル社のヘッドスピード測定器(GST)の比較一覧表
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-210.html





いよいよ三種の神器シリーズも大詰めだ。


まだ上編・中編をお読みいただいていない方は、そちらからお読みいただきたい。


現代ゴルフメカ三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(上)その歴史と飛距離との関係
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-83.html



現代ゴルフメカ三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(中)ユピテル アトラスゴルフナビ スイングマルチテスター GST-2
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-84.html



また、1つ目と2つ目の三種の神器の記事をお読みいただいていない方は、できればそちらもお読みいただきたい。

現代ゴルフメカ三種の神器 (1)GPSゴルフナビ測定器 (上)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-16.html

現代ゴルフメカ三種の神器 (2)ハイスピードデジカメ カシオエクシリム EX-FC200S(最新機種はFC400S)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-75.html




~注意事項~


今日の記事は恒例の大手ゴルフ量販店叩きになるので、関係者の方は気分を害されるかもしれない。


また、今までの記事の中でも最大数の文字数になるので、体調が良くない方は体調を整えてからお読みいただきたい笑


そして、今回の記事は、今までで一番私の主観が入っている記事であり、もしかしたら内容に誤りがあるかもしれない。


これらを嫌だなーと思う方は、ブラウザの「閉じるor戻る」ボタンを押していただきたい。





では、始めよう。


【量販店のヘッドスピードと飛距離の嘘】


多くの男性ゴルファーは、自分のヘッドスピードを「45m/s」、飛距離は「250ヤード」と言う。


彼らがそう主張する根拠は、いわゆる大型ゴルフ量販店で計測した数値だ。

(もしくは、飛距離については、ゴルフ場のいい加減なヤーデージ表示の逆算からの計算数値である。詳しくは三種の神器(1)GPSナビの下編をお読みいただきたい。)


しかし残念ながら、殆どの量販店の計測器では、ヘッドスピードの水増しと飛距離のかさ上げが行われている。(私はこれを「接待モード」と呼んでいる)



例えば量販店でよく見かけるブリヂストン社の弾道測定器「サイエンスアイ」。


本当の(真の)ヘッドスピードは、サイエンスアイの測定数値から3~5m/s程度差し引いてみたほうがよい。

同様に、飛距離に関しても数十ヤードは差し引いて考えたほうが良いだろう
(お店によって水増し度が異なると思うので一概に言えない。)




大手量販店が、このような水増しを行う理由はこうだ。


「いやーお客さん!ヘッドスピードも速いですし、凄い飛んでますよ!(^-^)(いいクラブでしょ?買いなさいよ!)」


こんな水増しデータで、顧客に判断させようとするいい加減な営業を行う大手量販店。


ヒドイ店舗になると、風の設定なども強いフォローにしているらしい。

こうすることで飛距離が伸びるだけではなく、曲がりまで抑えられるのだ


特に鳥カゴの中でボールを打つ場合は実際の弾道が確認できないため、店員の話術にはまりやすくなってしまうかもしれない。


お店(のデータ上)では飛んだのに、ゴルフ場じゃ飛ばない ⇒ 買い替えのループ。


個人的には、どんどんクラブを買い換えているゴルファーは日本経済に貢献してくれてありがたいと思うものの、この無限ループに嫌気が差しているゴルファーも多いだろう。


これを予防するためには、


①ゴルフショップに行くときには、必ず使用中の自分のクラブも持っていくこと。


②自分のヘッドスピード測定器も合わせて持参すること。



私が自前のヘッドスピード測定器を持参してゴルフショップに行くと店員は決まって嫌な顔をするが、そんなことは何も気にする必要はない笑


少なくともこのプチマニゴルフレポートの読者の皆様には、適当な販売員のセールストークと捏造データに惑わされず、自分で判断できる客観的な数値を参考にして、納得のいく買い物をしてほしい


本当に、ゴルフ業界の数値のいい加減さについては呆れるばかりだ。


大手量販店がこんないい加減な行為をするため、自分の真のヘッドスピードを知っているゴルファーは極めて少ない。



【GST-2の値は正確か?】


しかし、もう1つ残念なお知らせがある。


中編で紹介したYUPITERU(ユピテル)社のGST-2も、残念ながら「接待モード」になっており、ヘッドスピードもボール初速も甘い数値が出ているのだ。


ところが、ヘッドスピードやボール初速の表示は甘いものの、推定飛距離だけはかなり正確である。(もっとも適切な打ち出し角、バックスピン量があり、曲がらず飛んだ場合の話だが)
推定飛距離は、1つ目の神器として紹介した「GPSナビ」を用いてゴルフ場で測定した飛距離とほぼ一致するのだ。


ここで「ヘッドスピードやボール初速が水増しされているのに、飛距離が正しいって言うのはおかしくないか?」という疑問を持った読者の方も多いだろう。



もう一度、飛距離とミート率(スマッシュ・ファクター)の公式を復習しておこう。


ミート率=ボール初速÷ヘッドスピード


飛距離 ≒ボール初速×4
     ≒ヘッドスピード×ミート率×4
     ≒ヘッドスピード×5.5(キャリー)
     ≒ヘッドスピード×6(トータル)



ヘッドスピードとボール初速の双方が速く表示されるということは、ミート率の公式の分母と分子の双方が大きくなるため、ミート率の値にはあまり影響を及ぼさないことになる。


GST-2の推定飛距離は、ボールを打った場合はボール初速を基準に計算される。


しかし、ボール初速が水増しされていては、飛距離が出過ぎることになってしまう。


そこで、GST-2の初期設定では、飛距離の計算式を「ボール初速×4」ではなく、「ボール初速×3.6~3.7という形で調整して、帳尻を合わせているのである。


つまり、GST-2のボール初速は、3.7÷4×100(%)=108%、つまり、約8%水増しされていると考えてよい。同様に、ヘッドスピードも約8%水増しされていると考えてよいだろう。


まとめると、GST-2に表示されているヘッドスピードもボール初速も、約「×0.92(92%)」した値が、本当の(真の)数値であると考えるべきである。




これについては、異論がある方もいらっしゃるだろう。


私がこう主張する理由は3点あるのだが、ストーリーの展開上後ほど述べることにする。



【ヘッドスピードとシャフトの硬さの誤解】


例えば量販店の計測器でヘッドスピード43~45m/sのゴルファーがいるとする。


彼の「本当の」ヘッドスピードは40m/s前後で、本来ならRシャフトがピッタリ来るはずである。


しかし、量販店の計測値である「ヘッドスピード43~45m/s」の値を鵜呑みにし「俺、女子プロよりヘッドスピード速いよな( +・`ー・´)ドヤッ」となり、自分はソコソコのパワーヒッターだと思い込んでしまう。


そうなると、「自分が使うシャフトはSシャフトだ!」となる。


というか、日本の男性ゴルファーは総じて見栄っ張りが多く、RではなくSシャフトを好む傾向にある。


本来はRシャフトを使うべき人が「Sを使って当然」と思い込むものだから、本当のSの硬さのシャフトにSのラベルを貼ると打てない人が続出してしまう。


こういう理由でメーカー側もシャフトを軟らかくするという行為に及び、世の中にたくさんの「軟らかいSシャフト」が登場した。


現在のSシャフトの硬さは、昔のRシャフトの硬さである。



私がEPON(エポン)のAF-502に挿している日本シャフト社のMODUS3(モーダス3)も例外ではない。


EPON AF502購入記 (4)-①シャフト(modus3とスパイン調整)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-5.html



日本シャフト社のモーダス3のXシャフトの振動数は320cpm


一方、アメリカのTRUE TEMPER社のダイナミックゴールドのS200の振動数は330cpm


(これらは、私が所有している5I同士の比較数値である)


日本のXは、アメリカのSより軟らかいのである。


日本のゴルフメーカーは、「ゴルファーのため」という言い訳をし、「ゴルファーに迎合して売るため」に、R程度の硬度のシャフトにSのラベルを貼る。


こうしてどんどん日本のSシャフトが軟らかくなってきた。


特に年配向けといわれているブランドのクラブに挿してある「メーカー純正」シャフトは、表示フレックスよりも極めて軟らかいことが多い。



本来シャフトの硬度は振動数という数値で管理すべきである。


もっとも、振動数は手元側の硬さを測る指標という意見もあり、万全な物差しとは言えないかもしれないが、少なくともメーカーが勝手に決める「L/R/S/X」よりはマトモな基準である。



念のため、振動数についてはコチラのHPを参考にしてほしい。


ゴルフクラブ数値.com 「振動数」
http://www.golfclubsuuchi.com/0215_vibration_frequency.html





シャフトの硬度一つとっても、「R」や「S」や「X」という曖昧な表記であるゴルフ業界。


同じ表記でもメーカーによって・・・いや同一メーカーの同一フレックスでも硬さがバラバラであるといういい加減さ。


私は、アパレル業界の「S」「M」「L」もいい加減であると常々思っているが(最近はフリーサイズの「F」という表記まである。何ソレw)、それでも丈や幅等の数値の記載はある。


ゴルフ業界だって、せめて硬さの1つの共通数値指標である振動数くらいは、表記を義務付けるべきではないだろうか?


ゴルフ業界に無関係な立場だからこそ、好き勝手言わせて貰う。


適当な数値で、ゴルファーを騙し続けるような商売を続けるゴルフメーカーと量販店は猛省すべきである。


こんなやり方では、日本のゴルフ業界の未来は明るくないだろう。





【ヘッドスピード測定器、弾道測定器の種類とその数値の差について】


現在、お手軽に計れるヘッドスピード測定器として販売されているものは、


①ブリヂストンの「サイエンスアイポータブル」


②プロギアの「レッドアイズポケット」(通称「赤目」)


③ユピテルの「アトラスゴルフナビ GSTシリーズ」


の3つが大所であろう。


ヘッドスピードの正確さは(=世間で言う「辛さ」)は、


プロギア>ブリヂストン>ユピテルである。


しかし、数値は甘いものの総合的にはユピテル社の「GSTシリーズ」が優れていると思う。


個人的にはプロギア社に頑張ってもらいところだが・・・プロギアについては後ほど触れよう。



国内メーカーの本格的な弾道測定器としては、


①ブリヂストンの「サイエンスアイ」


②ミズノの「ピタゴラス」や「シャフトオプティマイザー」


などが挙げられる。


大手量販店でよく見かけるのはブリヂストンの「サイエンスアイ」であるが、残念ながら水増し度が大きいケースが多い。(そういう設定にしているだけかもしれないが・・・)


一方、ミズノ社は数値に対して誠実という印象がある。
私は以前にミズノの「シャフトオプティマイザー」で計測してもらったことがあるが、真実の値に近かったのだ。




この他、外国製の弾道測定器としては


①ACCU VECTOR(アキュベクター)
http://vector.xswinggolf.com/


②GC2
http://www.golftech.jp/gc2.html



などが挙げられる。




さらに、PGAツアープロの間では「トラックマン」「フライトスコープ」という弾道測定器が使用されている。


トラックマンは、もともと軍事用に開発したミサイルなどの弾道追跡技術をゴルフに応用したというガチな計測器であり、数値も極めて正確である。

また、フェースアングルやクラブの入射角等はもちろん、ボールの着弾角度まで計算して表示するなど、ゴルフスイングに関しての全てのデータ分析がなされるという現代技術の結晶のようなハイテクマシンである。

(お値段は・・・高級車一台分くらいのようです(^^;))


TRACK MAN(トラックマン)
http://trackman.dk/


フライトスコープ
http://www.gcraft1.com/CCP.html



トラックマンのデータによると、アメリカのツアープロ選手の平均データは以下の通りである。


【PGA(アメリカ男子ツアー)プロ選手の平均値(ドライバー)】


ヘッドスピード    50.1m/s
ボール初速      72.6m/s
平均打ち出し角   11.2度
バックスピン量    2,685rpm
キャリー        269ヤード
トータル飛距離    294ヤード
 


【LPGA(アメリカ女子ツアー)プロ選手の平均値(ドライバー)】


ヘッドスピード    42m/s
ボール初速     61.2m/s
平均打ち出し角   14度
バックスピン量    2,628rpm
キャリー        220ヤード
トータル飛距離    246ヤード



このデータを見れば本当のヘッドスピード50m/s、300ヤードヒッター」というのは屈強な男たちが真剣勝負を繰り広げているアメリカ男子ツアープロの世界であることがわかる。

(もし彼らが日本の量販店で計測すると、ヘッドスピード55m/s、330ヤードくらいの測定値が出ると推測される。)


そんなパワーヒッターは、練習場でそうそうお目にかかれないハズだ。



また、アメリカ女子ツアーの数値を見ても解るように本当のヘッドスピード42m/s(つまり、大手量販店の計測器で45~6m/sのヘッドスピードを出せる人)でも、女子プロのような高いミート率をもってしても250ヤードという飛距離にはなかなか届かないことがわかるだろう。



そして男子も女子も概ね


キャリー飛距離≒H/S×5.5


トータル飛距離≒H/S×6(6倍まではなかなか飛ばないということが実証された) 
         ≒初速×4


の公式が当てはまっていることがわかる。




【私がGST-2の測定数値が甘いという3つの根拠】


先ほど述べた「GST-2の表示が甘い」という根拠の1つは、このトラックマンの数値である。


PGAツアー選手もこぞって使用するという、このガチな機械の数値は信用できるものだろう。


私も以前にトラックマンでデータ測定をしてもらったことがあるが、やはり量販店やGST-2の測定値よりもかなり低めの値が出た。



そして2つ目の根拠は、プロギア社の測定器
プロギアはヘッドスピードという概念を世にしらしめた企業であり、ヘッドスピードに敬意を払っていると思う。
だからこそ、昔のマグネットをつける機器の時代から、(辛めといわれる)真実のヘッドスピードを表示していたのだと思う。


今回のレッドアイズポケットにしても、GST-2よりは3~5m/s程度、低い値が出るといわれている。



個人的にはプロギア社に頑張ってもらいたいのだが、ネットでの評判を見る限りレッドアイズポケットは、推定飛距離も出ず、ミート率の計算方法が独自であり、そもそも数字が逆さまに表示されたりと、大変使い勝手が悪いようである。。。

余談だが、プロギアのレッドアイズポケットはユピテル社のOEMという噂もある。
これが本当だとすると、GST-2の水増し表示はユピテル社が意図的に行っている「接待モード」の数字であることが立証される。


そして最後の根拠は、甘い数値を出す動機はあっても、あえて辛い数値を出す動機はないということだ。


「接待モード」にすれば、ゴルファーが喜ぶということは誰でも分かる。


しかし、それをあえてやらずにリアルな数値を表示しているのが、プロギアやトラックマンなのではないか、と私は考えている。






私はいつか、あらゆるヘッドスピード測定器の数値の正確性について、一斉比較テストをしてみたいと思っているが、個人では金銭的・場所的に無理である。


また、ゴルフ業界関係者からは嫌がられる特集になるため、ゴルフ雑誌も取り上げることはないだろう。


しかし、こんなことで本当にいいのだろうか?


測定器ごとにこれほど数値が違うと、本当の値がわからなくなってしまう。


1m/s程度の違いなら何も問題が無いが、3~5m/sも異なるとシャフト選びの基準が無くなってしまう。


また、水増しされたH/S×6倍という計算で、自称250(280・300)ヒッターを多数養成してしまう原因にもなる。

現にGST-2の飛距離を見てあまりにも愕然として「GSTはキャリーの推定飛距離だ」などと言い出す人もいるくらいである笑。GSTの説明書にはしっかりと、「ラン込みのトータル飛距離」と書いてある。


ヤーデージ表示と同様、自分のヘッドスピードや飛距離も正しい数値を把握することが重要である。


ゴルフメーカーや大手量販店は、本当にゴルファーのためを思うのならば数値の調整を行うべきではない。


しかし、私がこんなブログでいくら主張しても、日本のゴルフ業界には微塵の影響も無いだろう。
ただ、少なくともこのレポートをお読みになっていただいた方には、(私が思う)真実を伝えたかった。


そして、自分の中で基準となる数値を持ち、クラブ選びやスコアメイクに役立てていただきたいと思う。



~まとめ~


ヘッドスピード測定器は、効率的なスイングをするには単にクラブを振りまわしてヘッドスピードを上げるのではなく、初速とミート率がいかに大切かということを教えてくれる。


この神器は、一部の機種は数字が甘く表示されると理解してさえおけば、自分のスイング作り、スコアメイクに大いに役立ってくれるだろう。


また、テキトーな営業トークを展開するゴルフ量販店の営業マンに対しての武器にもなる。


こんな高性能なゴルフメカが、(機種にもよるが)ラウンド1回分程度の価格帯で販売されている。
現代技術の結晶であるこの神器を使わないのは、21世紀を生きるゴルファーとしては実にもったいない。


この技術の進歩に敬意を表し、現代ゴルフメカにおける三種の神器の1つに認定させていただいた次第である。




以上で、現代ゴルフメカにおける三種の神器全てを紹介し終えた。


こんなプチマニゴルフレポートの中でも、かなりマニアックな部類の「三種の神器シリーズ」を最後まで読んでしまったプチマニゴルファーの皆様には、是非全ての神器を揃えていただきたいと思う(笑)


そして、これらの神器を手に、より充実したゴルフライフを送っていただければ大変幸いである。


~続き~

現代ゴルフメカにおける三種の神器シリーズ【完】「編集後記とおまけ」
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ヘッドスピード測定器 (中) ユピテル(YUPITERU) GST-2 【現代ゴルフメカ三種の神器 (3)-中】

投稿日:2012年9月9日  カテゴリ:三種の神器(ゴルフメカ)


~お知らせ~

ユピテル社のGSTシリーズを徹底的に分析・比較した記事はコチラになります。
本当は順々に読んでいただきたいのですが、セッカチな方はこちらの記事をどうぞ笑

ヘッドスピード測定器 (中)-③ 最新のユピテル社のヘッドスピード測定器(GST)の比較一覧表 【現代ゴルフメカ三種の神器 (3)-中-③】

petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-210.html





さて、中編である。

その前に、上編をお読みいただいていない方は上編からお読みいただきたい。


現代ゴルフメカ三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(上)その歴史と飛距離との関係
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-83.html


また、1つ目と2つ目の三種の神器の記事をお読みいただいていない方は、できればそちらもお読みいただきたい。

現代ゴルフメカにおける三種の神器 (1)GPSゴルフナビ測定器 (上)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-16.html


三種の神器(2)ハイスピードデジカメ カシオエクシリム EX-FC200S(現在はFC300S)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-75.html




今日は、私が現在使用しているヘッドスピード測定器「ユピテル GST-2」の紹介である。


いつものレポート通り「使い方」「メリット」はもちろん、「使用上の注意点や副作用、機種の改善点」も述べる予定である。

なお、機種は古いが、その後の機種も基本的な仕組みは同じなので、ご参考にしていただけると思う。



【GST-2とプロギアの旧機種との比較】


ユピテル社の「GST-2」の登場は、確か2008年頃だったと思う。

GST-1という初代機の登場後、すぐにGST-2が登場した記憶がある。



少しだけマニアックなゴルフレポート (プチマニゴルフレポート)
ユピテル社 GST-2
この機種は生産は終了しているようで、後継機種が販売中である。


GST-2は、それ以前に使用していた旧型のPRGR(プロギア)社のヘッドスピード測定器と比較すると、


①マグネットをつける手間が不要


②ヘッドスピードだけではなく、ボール初速やミート率、推定飛距離まで表示してくれる


③その他、もろもろ楽しい機能がついている。


という夢のような商品であった。


価格は確か25,000円前後だったが、ちょうど第2次ゴルフ熱ブーム中だった私は迷わず購入した。



【使い方】


飛球線上の後方(右打ちの人であれば、自分の右側)の約1~1.5mくらいの位置に置いておくだけ。これで、「ヘッドスピード」や「ボール初速」などのデータを計測してくれるのだ。

計測する仕組みは、「マイクロ波センサを採用して、ドップラー効果がどうのこうの・・・」らしいが、文系脳のプチマニ君には理解不能である(^^;)


ウィキペディア先生 「ドップラー効果」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC%E5%8A%B9%E6%9E%9C


まぁ、ザックリ言うと電波を飛ばしていて物体が動くスピードを検知する、という仕組みなんでしょう笑


ちなみに、ユピテル社はオービスなどを感知するレーダー探知機などに強い企業であり、ゴルフが本業ではないようだ。


ユピテル社ホームページ
http://www.yupiteru.co.jp/



このGST-2は、実際にボールを打つと、


■ヘッドスピード
■推定飛距離

□ボール初速
□ミート率(スマッシュ・ファクター)

の4つを表示してくれる。


しかし、■と□は一度の画面に表示されず、ボタンの切り替えが必要でありちょっと不便である。
(後継機種はこの4つを一括表示してくれるようになった。)




少しだけマニアックなゴルフレポート (プチマニゴルフレポート)
「ヘッドスピード&推定飛距離」の画面




少しだけマニアックなゴルフレポート (プチマニゴルフレポート)
「ボールスピード&ミート率」の画面

切り替えが面倒である┐('~`;)┌


ちなみに、ボールを打たない素振りでも、ヘッドスピードと推定飛距離は表示される。
素振り時の推定飛距離は、ヘッドスピード×○○(この係数はヘッドスピードによって異なるが、4.7~5.3程度)で計算しているようであり、ヘッドスピードが速いほど大きな係数を採用しているようである。



【GST-2を使用する3つのメリット】


①ヘッドスピードの上げ方を知ることができる


力を入れてマン振りしてもそれほどヘッドスピードが上がらないことがわかるだろう。

自分の感覚とのズレを認識し、ヘッドを走らせる感覚を知ろう。

きっと、飛距離と方向性の向上に繋がるハズである。



②ミート率の重要性がわかる


GST-2を使用すると、より正確で強い球を打つには、ただヘッドスピードを上げればいいというわけではないことが理解できるだろう。


大切なのは、ボール初速ミート率(スマッシュ・ファクター)である。


ミート率の公式は以下の通りである。


ミート率=ボール初速÷ヘッドスピード


上編でも述べた公式では


飛距離≒ボール初速×4


だったので、式を変形すると、


飛距離≒ヘッドスピード×ミート率×4


という式が成り立つことも解かる。


ミート率の理論上の最高値・限界値は1.5と(ユピテルの説明書には1.56がボールの反発係数の最大値と書いてあるが・・・)いわれており、1.4以上の数値が出せれば上級者といわれている。
GST-2では、ミート率が1.4以上出ると、「ナイスショット」が表示される仕組みとなっている。




③狭い練習場でもよくなる


GSTシリーズは、角番手ごとに設定ができる。
これにより推定飛距離の計算方法を変えているようだ。


そうすると、狭い練習でも毎回同じような数値が出るかどうかを確認すれば、だいたいの感覚はつかめるようになる。


ちなみに、今後紹介予定の私が一番よく利用している練習場も50ヤード程度の狭い練習場でああるが、そこでGST-2は非常に心強い神器として活躍してくれる。




【ユピテル社のヘッドスピード測定器のオススメ機種】


~追記~

ユピテル社のヘッドスピード測定器の詳細な比較については、こちらの記事を参考にしてほしい。(全部で11機種を徹底比較しています)

三種の神器(3)(中)-② ユピテル社のヘッドスピード測定器(GST)の比較一覧表とオススメ機種
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-117.html



~機種比較省略~




【GST-2のその他の楽しい機能】


GST-2にはこの他、


★仮想ラウンドモード


★パター練習モード


★外付け管理機能

など楽しい機能が満載である。

ブリヂストン社の「サイエンスアイポータブル」やプロギア社の「レッドアイズポケット」などと比較すると、顧客へのアピールが上手いと感じるところである。

外付け管理機能の詳細ついては、コチラのURLをご覧いただきたい。
http://www.yupiteru.co.jp/products/atlas/gst-2/manual/index.html


 

【使用上の注意点


①推定飛距離は初速値だけで計算され、打ち出し角度や曲がり、スピン量は考慮されていない点


ドスライスやドチーピンの場合でも初速が速ければかなりの飛距離が表示されてしまう。
打ち出し角や左右の曲がりについては機械で感知してくれないので注意しよう。



②アイアンの場合、ミート率にそれほどこだわらないこと。


ロフトが寝る(=短い番手になる)ほど、インパクトのエネルギーがスピン量に食われてボール初速に伝わりにくくなるのだから、ミート率はどうしても下がってしまう。
(ミート率=ボール初速÷ヘッドスピード、つまり、短い番手ほど分子が小さくなるのでミート率が下落してしまうということ)


そのため、アイアンの練習の際にはそれほどミート率にこだわらないようにしよう。


それよりも、ナイスショット時のミート率や初速を覚えておいて、安定して同じ番手で近い数値が出せるようにする方が懸命である。


もっとも、飛距離係数(反発係数)を変更し、番手毎の飛距離を調整することもできるらしいが、そういう調整にはあまり興味がないので私はやっていない。



③取扱いに注意すること


注意書きによると、「本機は総務省の定める特定小電力無線局移動体検知センサー用無線設備(電波法)の適合を受けた製品です。」とのことであり、下記の注意事項を守る必要がある。

■本体裏面の技術基準適合証明ラベルをはがさないでください。
■海外では使用しないでください。
■分解・改造しないでください。

これらの注意書きを守らないと電波法で罰せられることもあるようなので注意したい。



 

【ヘッドスピード測定器使用による副作用


①マン振り症候群


これだけ「ミート率が重要」だと言いながらも、やはり男の子だからだろうか(^^;)、私もヘッドスピードを上げようと頑張ってしまうことがある。


マン振りしてヘッドスピードを上げようとする行為は、スイングを壊す原因にもなってしまうので控えたいものである。


これを避けるには、ヘッドスピード測定器は置きっぱなしにしないで、その日の調子をある程度掴んだら、カバンにしまってしまうのも一つの手だ。


 

②被ナンパ症候群


練習場でGST-2を使用していると、見知らぬ人から声をかけられてしまう可能性がある。

私は男なので問題ないが、教え魔に狙われやすい女性ゴルファーなどは注意する必要があるかもしれない。

対応策としては、異性のゴルファーと一緒に練習に行く、練習場の隅で練習する、という選択肢が挙げられる。



③ショック症状の発生


GST-2を使用すると、ヘッドスピードの割りには飛距離が出ないということにショックを受けるだろう。

確かに練習場の団子ボールは飛ばないのだが、それを差し引いても飛ばないことにガックリ来てしまうだろう。


以前にもGPSナビの記事の下編で「副作用⑤ショック症状の発生」を紹介したが、それと同じような症状に陥る可能性がある。


現代ゴルフメカにおける三種の神器 (1)GPSゴルフナビ測定器 (下
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-18.html


ちなみに、多くの人はGST-2の推定飛距離をシビアと言うが、残念ながらボールを打ったときの推定飛距離は、かなり正確な値である。

また、
推定飛距離を見て愕然としたゴルファーが「これはキャリーの値だ」と自分を慰めることが多いようだが、残念ながら「ラン込みのトータルの推定飛距離」である。


詳細については、下編で詳しく述べる。



【GST-2の改善点・問題点


①4つの数値を一括表示してほしい。


記事の中でも触れたが、GST-2は「ヘッドスピード・飛距離」の画面と「ボールスピード(初速)・ミート率」の画面が別であり、切り替えが必要となる。
ただし、GST-2AP以降の後継機種では一括表示されるようになったので、改善済みといえる。


②ユピテル社は、各機種の比較一覧表を作成すべき。
これだけ機種がありながら、機種ごとの違いがイマイチ分かりにくい。

→ユピテル社が作らないので、プチマニが作りました。

三種の神器(3)(中)-② ユピテル社のヘッドスピード測定器(GST)の比較一覧表とオススメ機種
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-117.html


③打ち出し角(上下左右)も表示されると素晴らしい。(難しいんでしょうけどね(^^;))

→なんと、gst-5arcという新商品は、インパクト時のロフト角が判かるようです。






④スピン量も測れたなら最高だなぁ。(
もっと難しいんでしょうけどね(^^;;))



そして5つ目・・・これが一番の問題点なのだが・・・


⑤ヘッドスピードとボール初速の数値が甘いこと
 

→長くなるので、下編で書こう。



現代ゴルフメカ三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(中)ユピテル アトラスゴルフナビ スイングマルチテスター GST-2 終わり



(続き)現代ゴルフメカ三種の神器 (3) ヘッドスピード測定器 (下) 本当のH/S値と日本のゴルフ業界の問題点
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-85.html (検索用)ユピテル YUPITERU スイングマスター ヘッドスピード測定器 GST-2 GST-3A GST-3B GST-3G GST-3GA GST-4 価格 比較 評価 評判 口コミ クチコミ 感想 使用感 オススメ 精度 誤差 数値 正しい 甘い 甘さ レポート インプレッション ヘッドスピード計測器

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ヘッドスピード測定器 (上) その歴史と飛距離との関係 【現代ゴルフメカ三種の神器 (3)-上】

投稿日:2012年9月8日  カテゴリ:三種の神器(ゴルフメカ)

さて、お待たせである。


「現代ゴルメカ三種の神器シリーズ」もいよいよ大詰めの第3弾(最終弾)
である。


その前に、これまでの記事を読んでいない人は、時間を見つけて読んでほしい。


現代ゴルフメカにおける三種の神器 (1)GPSゴルフナビ測定器 (上)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-16.html


三種の神器(2)ハイスピードデジカメ カシオエクシリム EX-FC200S(現在はFC300S)
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-75.html




3つ目の三種の神器に選ばれたのは、タイトル通り「ヘッドスピード測定器」である。


この神器については、このゴルフレポートを書き始めた当時から早めに書こうと思っていたのだが相当時間が経過してしまった・・・。


というのもこのテーマは、データの収集が難しいこともあり、又、日本のゴルフ業界の問題点も浮き彫りにしてしまうため書き方が難しく、なかなか原稿が進まなかったのだ。


現時点でも全てクリアになったとは言えないのだが、概ねの方向性は見えてきたので記事化しようと思う。


また、どの記事もそうだが、私の独断と偏見に基づいたレポートであることを念頭に読んでいただきたい。





今回も「上・中・下」編に分けて書こうと思う。


大まかな構成としては、


「上編」では、ヘッドスピード測定器の歴史とヘッドスピードと飛距離の関係


「中編」では、YUPITERU(ユピテル社)のヘッドスピード測定器の種類と使い方、メリットと使用上の注意点


「下編」では、本当のヘッドスピードの数値と日本のゴルフ業界の問題点


などについて書く予定である。




では、「上編」~ヘッドスピード測定器の歴史とヘッドスピードと飛距離の関係~から始めよう。



今日では、ゴルファーの間で普通に使われるようになった言葉「ヘッドスピード」。

このプチマニゴルフレポートをお読みいただいている方であれば、一度くらいは測定したことがあるだろう。


最近では自分で手軽に計測できるヘッドスピード測定器も販売されているが、皆さんはお持ちだろうか?



実は、私はヘッドスピード測定器を2台持っている。


1つは、以前にも紹介したPRGR(プロギア)社のもの。



少しだけマニアックなゴルフレポート (プチマニゴルフレポート)
PRGR(プロギア) ヘッドスピード測定器
2000年前後に確か9,800円前後(新品)で購入





もう1台がYUPITERU(ユピテル)社のGST-2という機種である。



少しだけマニアックなゴルフレポート (プチマニゴルフレポート)
YUPITERU(ユピテル)GST-2
(私の購入当時の2008年前後?は25,000円くらい?現在この機種は1万円程度で販売されているようだ。)



まずは、1つ目のプロギアの測定器から見ていこう。


【ヘッドスピードの歴史】


日本のゴルフ業界に「ヘッドスピード」という概念を持ち込んだのはプロギアである。
時は1984年、私が4歳の頃である。(意外と歴史がありますね(^^;))


ヘッドスピードの登場は、それまで漠然としていたクラブ選びの基準に客観的な数値目標をもたらした。

これはゴルフ業界において、非常に大きな功績であったと思う。



プロギアというメーカーは昔から先進的・革新的なイメージが強かった。


私が大学生のとき(1999年~)、現在のアイアン型ユーティリティクラブの先駆けともいえる「zoom(ズーム)」というタラコ型のクラブで一世を風靡したりもしていた。


その頃のプロギアは「ゴルフは物理だ」という標語を掲げていた。
物理はチンプンカンプンの私だが、PRGRという会社は技術と信念のある会社だなーと感じていたものである。


こんな記事も見つけたので、ご興味があれば読んでいただきたい。


ゴルフダイジェスト-ゴルフスタイル
「ゴルフ人vol.9 ゴルファーにワクワクさせる感動を!」
http://www.golfdigest.co.jp/golfstyle/style-gold/lifestyle/081009/default.asp



旧型のプロギアのヘッドスピード測定器は、クラブヘッドのトウ側(先端)にマグネットを取り付けてスイングしヘッドスピードを計測するというものであった。


つまり、2点間をヘッドが通過するスピードを測ってヘッドスピード値を出すという仕組みである。
物理的にはこの方法が一番正確に数値を測れそうに思えるが、マグネットをつける手間が面倒であるという弱点があった。


マグネットの裏にはシールがついており、そのままクラブに貼れるようになっているのだが、よく吹っ飛んで無くしてしまった(^^;)

そのため、途中からはメンディングテープでマグネットをクラブに接着して使っていた。



旧型のプロギアのヘッドスピードは、単純にヘッドスピードだけが表示されるものだったが、時は画期的な商品であった。


練習場で使っていると、見知らぬゴルファーから声をかけられたり、興味深げに見ているゴルファーが多かったように思う。(自意識過剰?(^^;))



【ヘッドスピードと飛距離の関係】


ヘッドスピードと飛距離の関係には、一般的には以下の式が当てはまると言われている。



ヘッドスピードと飛距離の関係の計算式(理論値)


飛距離(キャリー)≒ヘッドスピード(H/S)×5.5


飛距離(トータル)≒ヘッドスピード(H/S)×6


もっとも、これらの公式は適正な弾道とスピン量を得られた場合の、理論上の最大飛距離であることは注意されたい。



【飛びの3要素】


その後、飛距離を最大化するには、ヘッドスピードだけではなく、


①ボールの初速

②打ち出し角 

③(バック)スピン量 


の3つが重要だと唱えられるようになった。(これを一般に「飛びの3要素」と言う。)



①ボール初速


ボール初速とは「打ち出し直後のボールスピード」を指し、単位はヘッドスピードと同じ「m/s(メートル毎秒)」という単位を使う。
つまり1秒間にゴルフボールが何メートル進むのか、という単位である。


当然、この数値が高ければ高いほどボールが飛ぶことになる。


このボール初速と飛距離の関係は、一般的に


飛距離≒ボール初速×4


という計算式が成り立つと言われている。



参考までに、ゴルファーの種類ごとの目安となる数値は以下の通りである。


■ドラコンプロは80m/s以上(320ヤード以上)


■男子プロゴルファーは70m/s前後(280ヤード前後)


■男性のアマチュアゴルファーは50~65m/s(200ヤード~260ヤード)


■女性のアマチュアゴルファーは35~45m/s(140~180ヤード)

ただし、これらの飛距離はミート率(スマッシュ・ファクター)の値も関係してくるため、一概には断定できない点に注意してほしい。(ミート率については中編で述べる)



②打ち出し角度


ドライバーショットの場合、打ち出しの角度は12~15度が理想といわれている。


ただし、ボール初速により理想値も変わってくることは注意しておこう。


初速が遅ければ遅いほど、高い打ち出し角が必要となる。



③(バック)スピン量


スピン量は、ドライバーショットの場合は2,500回転rpm:回転毎分 (rotation per minute))前後が理想と言われている。


ただし、これもボール初速により理想値が異なり、初速が速いほどロースピン、初速が遅いほどハイスピンのほうが飛ぶということは覚えておこう。


一般的には、高打ち出し、ロースピンの弾道が、飛距離が出るといわれている。




少し脱線するが、男子ツアープロのドライバーショットは、後ろから見ていても打球を見失いやすいと言われている。

これは、もちろん打球の速度が速いということもあるのだが、スピン量の違いも大きいと思う。


多くのアマチュアゴルファーのドライバーショットは、スピン量が多すぎて飛距離をロスしている。

つまり、吹き上がってしまう弾道でキャリーも出ないし、着弾後のランも少なくなってしまうのだ。


それに比べてプロゴルファーの打球は無駄なバックスピンが殆どなく、前に前に進む弾道となる。


よって、後方から見た場合、アマチュアの弾道は吹き上がって「」になるのだが、プロの弾道は「」に近くなる。

このように、プロとアマのショットでは弾道が異なるため、プロの打球は見失いやすくなってしまうのである。


個人的には、糸巻きボールとパーシモンの時代からのゴルファーは、(実際はそれほど飛んでいない)吹き上がる弾道を好む傾向があるように感じている。




練習場の団子ボール(レンジボール)と2ピース以上のコースボールとの違いは、以下の通りである。


団子ボール⇒2ピースボールに変えることで、


■ボール初速は約1割アップ

■バックスピン量は約3分の1減少

■打ち出し角度は約2度アップ



さて、このような状況下において、②打ち出し角や③スピン量は測れないものの①ボール初速は手軽に計測できる待望のゴルフメカが登場した。


YUPITERU(ユピテル)のスイングマルチテスター「GST-2」である。



現代ゴルフメカにおける三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(上)その歴史と飛距離との関係 終わり


(続き)

現代ゴルフメカ三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(中)ユピテル GST-2
petitmanigolf.blog.fc2.com/blog-entry-84.html
 ヘッドスピード いつから いつ頃から 歴史 初めて プロギア 飛距離 計算式 公式 関係

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エポン(EPON) AF-502アイアン購入記 (1) クラブ遍歴 (アイアン編)

投稿日:2011年11月6日  カテゴリ:エポン(EPON)

【学生時代】

ゴルフを始めたキッカケは大学1年の時に入ったゴルフサークルだった。(1999年4月)

最初に購入したのは、ミズノの初心者向けセット。クラブ14本にキャディバッグがついて49,800円だった。アイアンはRのカーボンシャフトで、シャフト重量は確か70g程度だったと思う。

スペックには無頓着で、とりあえずミズノなら安心かなという判断だった。
(ちなみに大学2年時にドライバーのシャフトが折れて、1年ほどドライバーなしで過ごしたのだが(^^;))


思い返すと、初めてゴルフクラブを握ったときから、そんなに抵抗感なくブンブン振れた。
野球やテニスの経験は無いが小学生の頃剣道をやっていたからだろうか、棒状のものを振るという行為に違和感はなかった。

2ヵ月後、PRGRのショップで測ったヘッドスピードは41m/s程度だった。
コースデビューは3ヵ月後くらいで、最初のスコアは130くらいだったと記憶している。

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学生の担ぎゴルフには必須の足つきキャディバッグ。現在と違うテーラーのロゴに時代を感じる。現在は、殿堂入りクラブ用バッグとしてひっそりと活躍中

大学4年時(2002年)にスチールシャフトのアイアンを買おうと思い、中古で初代ゼクシオアイアン(XXIOツアースペシャル)(3I~SW)を購入した(7万程だったかなぁ・・・)。

10本セットというのは最近ゴルフを始めた人には違和感があるかもしれないが、当時は3I~PWの8本セットや3I~SWの10本セットでの販売が殆どであった。


初代ゼクシオアイアンは芯が広く直進性が高いアイアンであったが、次第にNs950(S)のシャフトに中折れ感を感じるようになった。

私は元来スライサーであるが、シャフトが軟らかいからトゥダウンが大きくてそれでスライスしていると思っていた。いや思い込んでいた。(実際はフェースが開いていただけだが 笑)

学生の金銭事情としてそんなにクラブを買い換える余裕もなく、ゼクシオアイアンを使ったまま社会人となった。

ちなみに大学時代のベストスコアは82、大学3~4年時の平均スコアは90位だった。

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プロギアのヘッドスピード測定器。マグネットをつける手間がいるものの、当時は画期的な商品であった。量販店の計測器と比べると3~4m/s程辛目の数値が出るが、これこそ本来の正確な数値に近いといわれている。学生時代後半には、47m/sくらいまで出るようになった。


ヘッドスピード測定器について詳しく知りたい方は、コチラの記事を参考にしてほしい。
現代ゴルフメカ三種の神器(3)ヘッドスピード測定器(上)その歴史と飛距離との関係


【PINGとの出会い】

社会人の最初の5年間はコースには年に1度行くか行かないかというペースだったが、6年目くらいからラウンド回数が多くなった。

そこで学生時代より多少豊かになった財政状態も手伝い、クラブを買い替えようと検討を始めた。
それなりに色々調べた結果、ゴルファー1人1人に合ったオーダークラブを作れるPING(ピン)に強く惹かれた。
その当時は、世田谷の練習場内にフィッティングスタジオがあった。

フィッティングの結果、ライ角がホワイトコード(3度アップライト)が適切という判定が出た。

スライサーだった私は「やっぱり今までのクラブが悪かったんだ!」という妙な納得感を得た。
(ちなみに私は身長178cm、体重72kg、座高1m、生粋の左利きだが、ゴルフと電卓だけは右打ちである。)

PINGのラインナップの中から選んだのはi10アイアン。
シャフトはダイナミックゴールド(以下DG)のS200で、5Iで38.25インチ(+0.25インチのオーダーにした。)
i10アイアンはG10ほど形に違和感がなく、S58ほどミスに厳しくないという中級者向きのアイアンだった。


オレンジ色のクラブには多少面食らったが、フィッティング思想に共感し選択肢はPINGしか頭になかった。
また、ステンレス製だが、芯を喰ったときの打感は素晴らしいものがあった。

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i10アイアン。グースの易しさと操作性を兼ね備えた隠れた名器なのではないだろうか。ベストスコア78を出した思い出のアイアンでもある。ステンレス製だが、ピンのアイアンは、ロフト角やライ角の微調整ができるメリットがある。



シャフトが軟らかいからスライスしていると思いこんでいたものの、やっぱりDGでもスライスが出た。(だって、フェースが開いてるから・・・) 

というか、DGは手元調子で、数あるシャフトの中でも一番捕まりが悪い部類に属することを後に知った。

特に5Iは苦手で、コースでは必ず20度ほどプッシュしていた。

しょうがないので、使いこなせない27度のユーティリティでハーフ~クォーターショットをして170~190ヤードの飛距離を打っていた。
この170~190ヤードというのは、白ティーのロングホールの2打目やショートホールで度々出くわす厄介な距離だ。


【PINGとの別れ】

社会人8年目になり、ゴルフにハマっている同期のO君の影響で再びゴルフ熱に火がつき練習場に通いだした。
しかし、やっぱり5I・6Iが上手く打てない。

今度はシャフトが悪いような気がしてきた。
私は元来、ミスショットは自分のせいではなくクラブが悪いと思う、ゴルフに関しては前向きな性格だ(^^:)

そこでゴルキチのO君がフィッティングに行ったという、文京区本駒込のゴルフフィールズにお邪魔した。

QPのあだ名で親しまれている店長の関さんからフィッティングを受けつつ、あつかましくもパター以外の13本のスペックを全部計測してもらった。
すると、i10アイアンのライ角やロフト角が、かなり指定値やカタログ値と異なっていたことが判明した。


ロフト角は殆どの番手でカタログ値よりも寝ていて、ライ角は3度どころか1度くらいしかアップライトになっていなかったのだ。

サイエンスゴルフアカデミーの北市氏いわく、「PINGは、クラブフィッティングを推奨している会社だからといって、出来上がりのクラブの精度が高いかというとそういうわけでもなく、調整が必要」ということらしい。

サイエンスゴルフアカデミー

購入後1年以上経っているし、いまから調整すると有料になってしまう・・・。
それにDGもちょっとタフだな・・・。
「こうなったら、クラブを新調するか!」という考えで、新クラブの検討を始めたのだった。

(続き)
EPON AF-502アイアン購入記 (2)エポンを選んだ理由(遠藤製作所VS三浦技研)

(目次一覧)
EPON AF-502アイアン購入記一覧


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